阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第129戦 vsヤクルト21回戦【2019.9.10】

阪神甲子園球場
ヤク 031 000 000 1 5
阪神 102 100 000 0 4
本 バレンティン31号
○石山2勝2敗10S ●ドリス5勝4敗19S Sマクガフ6勝3敗9S
ヤク 高橋、高梨、ハフ、梅野、石山、マクガフ
阪神 秋山、島本、岩崎、ジョンソン、藤川、ドリス

秋山と原口のバッテリー。
1裏に糸原のタイムリーで先制も、直後の2表に二死満塁で投手の高橋にセンターオーバーの3点タイムリーを浴びてあっという間に逆転される。
何だかね。バッテリーのミスという気もする点の取られ方だった。
3表にはバレンティンに甘く入ったカーブをバックスクリーン横に運ばれる。こういう一発は気を付けてほしいなあ。

3裏に中谷、原口がレフト前に詰まりながらも運ぶ連続タイムリーで1点差に迫る。
4裏、木浪の三塁打を福留が犠牲フライで返し同点。続くマルテが二塁打を放ち、機運を高めたが糸原が凡退し勝ち越しならず。糸原にはもう少し勝負強くなってほしい。5番タイプでないことはわかっているが、もう少し。

ここから試合は膠着状態。
互いにランナーは出すも得点できないもどかしい展開のまま延長へ突入。
10表。ドリスが広岡にヒットを打たれ、奥村に送られ、塩見に勝ち越し打を許す。
打率1割台の広岡にチャンスメイクされ、0割台の塩見に打たれちゃうのかよ...観ていて脱力してしまう失点だった。

ベンチにもその空気が漂ったのかどうかは知らないが、その裏はマクガフに3人でピシャリと抑えられ試合終了。
小川監督辞任の報にヤクルトナインが意地を見せた形だが、そういうチームにこういう負け方はもったいない。

これで球団通算5000敗目だそう。いつかは記録するものだが、改めて言われると気持ちの良いものではない。ベイスターズオリックスに続き3球団目の大台。ついでに地力CSも消滅。
さあ、いよいよ後がなくなってきたぞ矢野阪神