阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第89戦 vsヤクルト14回戦【2019.7.21】

阪神甲子園球場
ヤク 000 101 000 2
阪神 000 030 02X 5
本 バレンティン17号 近本7号
○西4勝7敗 ●山中2敗 Sドリス4勝3敗19S
ヤク 山中、梅野、近藤、五十嵐、大下
阪神 西、ジョンソン、ドリス

前夜のサヨナラ勝ちの良い雰囲気を継続。
西が安定のクオリティスタートで試合を形成する。
4表にバレンティンにソロを浴びて先制点を献上しているのは頂けないが、もうこれは彼の特徴で、大事故は起こさないけれど、サイドミラーをこすったり内輪差で側面にキズを残しちゃったりするピッチャーなのだ。
その小さなキズをこの試合はちゃんとカバーすることができた。
5裏の近本。
北條、西と下位打線が作ったチャンスにホームラン。逆転3ランとなった。
8裏には五十嵐の乱調を突いて2点を追加。ドリスの精神に安心感をもたらす3点差の状況を作り出した。
なぜか苦手としている山中を叩いて2連勝。
西にも5月10日以来の白星がついた。2か月も勝ってなかったのか。
エースと見込んだ男がこの有り様では、今の順位(4位・借金3)もうなずける。

最下位チームとの対戦だったので確実に星を拾わなければならなかった。
2試合ともスッキリ勝ち切った印象は無いが、ぜいたくを言ってはいけない