阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第74戦 vs中日10回戦【2019.6.29】

ナゴヤドーム
阪神 000 000 100 1
中日 050 010 000 6
○大野雄5勝5敗 ●青柳5勝5敗
阪神 青柳、島本、守屋、小野、能見
中日 大野雄、ロドリゲス、R・マルティネス

交流明け初戦。
オールスターまでの11試合を勝ち越して、少しでも貯金を増やしておきたい。その最初の試合。勝ちたい。
大切なマウンドを託されたのはチーム勝ち頭の青柳。
1裏。
三者凡退で抑えた。
上々の立ち上がり。相手の大野雄も良さそうなので投手戦の気配か、と初回が終わっただけなのに思ってしまったのがいけなかった。
2裏。
ビシエドを三振に抑えた後の高橋周平にストレートのフォアボール。昨季まで青柳の成長を阻んでいた不可解な場面でのフォアボール癖。ここで出た。
確かに今季の高橋周平はやたら調子が良く嫌なバッターだが、ここは恐れる場面でもなんでもない。嫌な予感。
そして、そういう予感はだいたい当たる。
次の井領にもフォアボール。これは点を取られる典型的なパターンだ。
次打者阿部、ライト前ヒット。
一死満塁。
迎えるは打率一割台の加藤。普通なら抑えられる。だが、青柳は自分を見失っている。
見事にライト前へ2点タイムリーを打たれる。
続く大野雄に内野安打を許す。ピッチャーにヒットを打たれる時は大概負け試合になる。2回裏にして、その覚悟をさせられるとは。
ここから平田やら大島やらにタイムリーを次々と浴びるのだが、そんなのは書いていても楽しくないので割愛する。
要は青柳が昨季までのダメな青柳に突如として変わってしまったことが敗因である。
今季はここまでチーム勝ち頭になるほど頑張っている。なので、強くは責めはしない。
悪かったのも2裏だけだ。
けれども、何も交流戦明けの初戦を任された試合にこんなピッチングをされてしまうと、この先が思いやられる。

と、敗戦を青柳だけのせいにしているかのような論調だが、もちろん大野雄を打ち崩せなかった打線も悪い。
安打数は9つで中日と同数。相変わらず、つながりを欠く攻撃を露呈していた。
どうやったらチャンスで打てるようになるのか、この15年間悩まされている問題が解決される日はあるのだろうか。