阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第66戦 vsオリックス2回戦【2019.6.15】

京セラドーム大阪
阪神 000 101 000 2
オリ 100 000 002 3
○エップラー2勝2敗 ●ドリス3勝2敗13S
阪神 岩田、守屋、能見、島本、藤川、ドリス
オリ 山岡、エップラー

サヨナラ負けでオリックスに連敗。正直、オリックスの戦力を下に見ているので、この連敗は精神的に良くない。しかも、いずれも終盤での逆転負け。
この憤懣やるかたない気持ちをどう処理してくれよう。
だが一方で、負けるべくして負けた展開でもあり、仕方ないという冷めた自分もいる。

9裏。
1点差を守るべく我らが守護神ドリスがマウンドに上がったが、先頭の代打小島にど真ん中のストレートをライト前に運ばれた。
小島脩平。オリックスで万年パッとしない選手。これに打たれた。この時点でかなり嫌な予感。
ソフトバンク戦では無死3塁から奇跡的な投球でしのいだが、そんなこと続くわけない。
それを確信させたのが、次打者の福田。送りバント処理をドリスは1塁へ悪送球。
無死1、3塁。
自分から処理しに行っての悪送球なので目も当てられない。
同点はおろかサヨナラのランナーを差し出すことになった。
続く小田こそサードゴロに打ち取ったが、ここからは3、4番。
3番吉田正。初球を狙いすましたかのようにセンター前へ運び同点。
4番ロメロ。2球目をレフトへ高々とフライを打ち上げ、サヨナラ犠牲フライ。
終戦
バント処理さえ誤っていなければ、おそらく同点止まりだっただろう。
まあ、こんなことを言っても仕方ない。
こんな場面は去年たくさん観たじゃないか。
今季はここまでたまたま盤石のリリーフ陣だっただけ。
こんなものなのだ。多くを期待してはいけない。
オリックスに連敗する程度のチームなのだ。
ちょっと強くなったと思っていた自分を厳しく戒めたい。

疲れのせいなのか、まったくヒットを打てなくなった近本の状態も気にかかるが、それは新人選手が必ずぶつかる壁。乗り越えてもらうしかない。
我慢。
と、ここまで書いてネット記事を見やると、矢野監督が大山の走塁に激怒したとのこと。
矢野監督「論外…」流れ暗転招いた大山の走塁に苦言 - プロ野球 : 日刊スポーツ
確かに、なんでスライディングしなかったんだろう、とは観ていて思った。
桧山の見解も載せておこう。
阪神大山“走塁ミス”は意識で防げる/桧山進次郎 - 評論家コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ

二人ともドリスの悪送球に寛容なのが謎だが、要は積極的なミスは責めないということなのだろう。
来日当初からの悪癖を改善できていないのはいかがなものかとも思うが…

さ、明日はガルシア。
どうせ7点取られる、そのくらいの気持ちで観ていれば、よほどのことがあってもショックは受けない。