阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第54戦 vs広島11回戦【2019.6.1】

マツダスタジアム
阪神 000 001 001 2
広島 000 022 30X 7
本 小窪1号 バティスタ15号 長坂1号
○ジョンソン5勝3敗 ●岩田1勝1敗
阪神 岩田、守屋、谷川
広島 ジョンソン、一岡、レグナルト、九里

昨日の試合で5月が終了。
15勝9敗1分
かなりの好成績。【反攻の5月】と勝手に銘打っていたが、まさにその通りの結果となった。
広島が馬鹿みたいに勝ち進んだので、かすんでしまうがタイガースも結構頑張った。

そんな勢いに乗っていきたい6月最初の試合は完敗。
岩田はよく頑張っていたが、5裏の小窪に打たれたソロ、ジョンソンに打たれてしまったタイムリー。これがキツかった。抑えるだろう、と思っている打者へのホームランはしんどい。小窪は実に3年ぶりのホームラン。
観ている方は得点差以上にどんよりとした気持ちになってしまった。
6裏は先頭のバティスタにいきなりホームラン。バティスタは調子が上向くと止められないので、早く調子を落としてほしい。困る。
その後もカープ打線を止められなかった。岩田が打たれる時はこんなもの。ストレートの球威が落ちてしまい、変化球のキレが悪くなる。そうすると緩急が失われるのでかわす投球ができなくなる。ゆえに打たれる。
でも、こんなことで岩田はへこたれない。09年のWBC世界制覇の一員だ。積んでいる経験値が違う。きっとこの次は修正してくれるはずだ。
7、8回は谷川が登板。しっかり追加点を献上してしまった。
まだ2年目。これを糧に強い武器を掴んでほしい。社会人出身なのでそんなに悠長なことも言ってられないだろうが、がっしりとした体格と一見穏やかそうな風貌は好きだ。頑張れ。

敗色濃厚の中、9表に長坂がプロ初本塁打
負けゲームでも、こういうめでたいことがあると明日の試合に向かう気分が変わってくる。
春キャンプでは打撃でもアピールしていたので、その成果がここで発揮されたのだろう。
すんなりとは負けない。これ大事。