阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第50戦 vsDeNA12回戦【2019.5.26】

横浜スタジアム
阪神 140 010 100 7
ベイ 000 000 000 0
本 近本5号 マルテ4号 中谷5号 大山8号
○ガルシア1勝2敗 ●浜口2勝2敗
阪神 ガルシア
ベイ 浜口、国吉、砂田、藤岡、石田、パットン

おかえりガルシア。
この投球を我々は待っていた。
開幕当初、投げるたびに7失点してマウンドを降りていく背番号77に「君の力はこんなはずじゃない」と、その復活を心から願っていた。
そして、117球4安打1四球6奪三振の完封。
そうだ。このピッチングを見たかったのだ。
緩急を自在に使い分け、低めにコントロールし、打たせて取る。
これぞガルシア。昨季13勝したのはフロックではない。これが出来るから二桁勝てるのだ。
髪を真っ赤に染めた陽気なカリビアン。ムードーメーカーの調子が戻れば、ベンチの雰囲気もさらに良くなる。
何より、これで先発投手陣の層がグンと厚くなった。
これからのガルシアのピッチングも大いに期待したい。

7点取られるのならば、7点取ってやろうという野手陣の頑張りも嬉しい。
近本の先頭打者ホームラン。
新人の先頭打者本塁打は球団史上4人目の快挙。(78年植松、98年坪井、16年高山)
これで打線に火がついた。
2表にはマルテの2ラン、中谷のソロが飛び出す。
浜口を2回途中でKOした。気持ちよし。
5表に大山のソロ、7表に梅野のタイムリーと攻撃の手を緩めない。
すべてはガルシアを安心させるために。

投打がかみ合った勝利は次の試合にもつながる。
何より、日曜日に勝ってくれることで、月曜日を気分良く過ごすことができる。
この日、首位広島の連勝が11でストップ。
そのゲーム差は2.5。よく食らいついている。
3ゲーム差までなら、夢を見続けられる。頑張ろう。