阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第49戦 vsDeNA11回戦【2019.5.25】

横浜スタジアム
阪神 000 000 005 5
ベイ 000 015 000 6
本 糸井3号
○上茶谷2勝3敗 ●メッセンジャー2勝5敗 S山崎1勝1敗6S
阪神 メッセンジャー、谷川、浜地
ベイ 上茶谷、エスコバー、山崎

メッセンジャー対原信一郎球審。そういう試合だった。
メッセンジャーが投げるきわどいコースはことごとくボール判定。
原さんはひょろっと背が高く、アンパイアスクールではインストラクターではなく、ボランティア指導での参加。ミニゲームやケース判定の時には主にキャッチャー役をしていた非常に物腰の柔らかそうな人、という印象だった。
その原球審とメッセがバチバチにやりあった。
もう意地でもストライクと言わせてやろうと何度も同じコースに投げるメッセと、何度投げられてもボール判定し続ける原球審
イラつくメッセ。意地の原球審
結果、メッセンジャーは自己ワーストの9四死球で6回途中までに135球を要し、6失点してしまった。ボール自体のキレやコントロールは悪くなかったので無念の結果になった。
ストライクボール判定は審判の聖域。これは球審以外不可侵なので、ストライクと言われればストライク。ボールと言われればボール。
仕方ない。これも野球の一部。
今回は巡りあわせが良くなかった。そう思うしかない。
確かに、それも「ボールかい!」という球はあったが、彼ら審判も常に査定をされている立場。あまりにもおかしな判定をしているようであれば、来年度の契約が無くなることもある。あとはNPBの判断に委ねよう。
メッセと原審判。スタンカと円城寺のような因縁の組み合わせになって、試合の楽しみ方が増えたと思えば、悔しさもまぎれる。

9表に5点返し、ひょっとしたら感を出せたのは良かった。
もっと早く反撃しろよ、という思いはさておき、上茶谷に完封させなかったことは大きい。あのまま試合終了していたら、苦手ピッチャーという印象がチーム内に芽生えてしまう。それを阻止した。次の対戦でも怯むことなく立ち向かえる。
結果的に1点差負けという惜しい試合になった。翌日の試合への気持ちも大きく変わる。