阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第39戦 vs中日9回戦【2019.5.12】

阪神甲子園球場
中日 210 020 000 5
阪神 200 000 000 2
○清水1勝 ●才木2勝1敗 S鈴木博1敗11S
中日 清水、岡田、ロドリゲス、R・マルティネス、鈴木博
阪神 才木、島本、守屋、石崎、能見

今季、圧倒的に弱いと思っている中日にカードを負け越しを許す。
悔しい。
相手投手は清水達也。花咲徳栄高校出身
2年前の高校野球甲子園優勝投手。
甲子園球場にいいイメージを持つ投手を勝たせてしまった。

才木が期待外れだった。
ローテーションを争っている立場だけに本人も悔しかろう。
だが、彼には不思議と勝ち星がついてくる勝ち運のようなものがある。
これにさらなる実力がつけば右のエースとなる日も近い。
それに、まだ3年目の高卒投手。良い経験を積んで過ごせているではないか。
次の登板での反骨心に期待したい。

拙攻はいつものことだが、4裏の場面は反省しよう。
無死1、2塁でバッターは木浪。
清水のボールを捉えた木浪の打球は右中間へ。
かなり良い当たりで抜けるかと思われたが、平田がランニングキャッチの好捕。
慌てて戻る2塁ランナーの梅野と1塁ランナーのマルテ。
ここ。
マルテは無理だが、梅野はタッチアップできた。
一死1、3塁と一死1、2塁では局面が全く変わる。
積極走塁を掲げる矢野阪神において、走塁意識は例年以上に高まっていると思う。だが、それでもこういう事が起きる。何事も徹底して完璧になればこそ相手に脅威を与えることになる。一つでも先に進む意識のさらなる高まりを見せてもらいたい。