阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第33戦 vsDeNA9回戦【2019.5.5】

阪神甲子園球場
ベイ 010 130 000 5
阪神 020 002 102 7
本 福留3号
○ドリス1勝1敗6S ●三嶋2敗
ベイ 京山、石田、エスコバー、国吉、三嶋
阪神 高橋遥、守屋、島本、能見、ジョンソン、ドリス

岩貞のインフル離脱でチャンスが巡ってきた高橋遥の今季初登板。
だが、その高橋遥のことが嫌いなのか? と思わせるくらい守備で足を引っ張る野手陣。
2表はすごかった。木浪のトンネル&ファンブルフィルダースチョイス、大山の悪送球と1イニングに3失策、1野選。なかなかプロではお目にかかれない醜態をさらした。
それでも最少失点で切り抜けられたのはチーム状態がどん底ベイスターズ相手であったからだろう。これが別のチームだったら、このイニングで試合は終わっていてもおかしくなかった。
5表にも糸井のファンブルで得点を失った。超人は変なミスを所々で起こす感がある。
こんな具合ではビハインドゲームになるのも致し方なし。
高橋遥は41/3回107球8安打2四球4三振5失点(自責2)でマウンドを降りた。
全体的に制球が定まらなかったことは良くなかったが、守りでリズムを崩されたのも一因だろう。
去年も失策はリーグトップ。今年もかなり目立つ。選手が頑張るのは当然だが、久慈、藤本、筒井の3コーチの指導力にさらなる奮起を求めたい。
高橋遥はバッティングセンスが良く、打席も楽しみにしていたのだが、この展開ではそれも発揮できず。次回こそ投打にわたる活躍を見せてくれると信じる。

6裏から打線が活性化。
二死から代打でしぶとくレフト前タイムリーを打った北條は偉かった。
7裏に大山のタイムリーでついに3点差を追いついた。
そして、ドラマは9裏に。
先頭の糸原がフォアボールも糸井、大山と倒れ、バッターは福留。悪い流れに延長を覚悟したが、三嶋の3球目を振りぬくと打球は一直線にライトスタンドへ。
打った瞬間それとわかる当たりに福留も得意のバット投げ。
歓喜と興奮のサヨナラホームランセ・リーグ通算5万号という記念付き。
ありがとうドメさん。

ちなみに、こどもの日に行われたこの試合のヒーローインタビューはちびっこアナウンサーが務めていた。
男の子のロボットのようなインタビューも微笑ましかったが、女の子の可愛さもとびきりだった。
将来、虎好きのタレントか女優になる予感。