阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第31戦 vsDeNA7回戦【2019.5.3】

阪神甲子園球場
ベイ 010 000 000 0 1
阪神 000 001 000 1 2
本 上本1号
○ジョンソン2勝 ●三嶋1敗
ベイ 阪口、国吉、石田、エスコバー、三嶋
阪神 西、藤川、能見、ジョンソン

西が投げると打線は打てなくなる。
毎シーズンに2人はこういう投手が出る。もうこれは仕方がない。
タイガースに限らず、どのチームにも援護点の少ない投手というのはいる。
それが今年は西だった。決して嫌がらせではない。偶然のめぐりあわせ。
だから西にはこれにめげずに辛抱強く投げてほしい。
それが勝利につながっていく。
西の粘り強さを球児、能見、ジョンソンがつないで大山のサヨナラ打を導き出した。
西に白星が付かなくとも、チームは勝利した。
きっと本人も本望だろう。

殊勲の一打を放った大山の当たりはあとわずかでスタンドインという大飛球だった。
二死から糸原のフォアボールで生まれたチャンスをすぐに4番が返すというのはなかなか気持ちが良い。
当ブログでは【ミスタータイガース】襲名間近というポジションに位置付けられている大山悠輔。
だが、焦ってはいけない。
この子は焦りだすと打撃を見失う癖がある。
名前の通り、悠然と構えて進んでいってほしい。

近本の新人選手連続試合安打が13で止まった。
球団では赤星の12を抜いてトップに立ったが、止まってしまった。
正直、期待以上の活躍を続けてる近本。頑張りすぎて息切れしないか心配でもある。
タイガースの選手にキャンプなどで指導をしている秋本真吾氏がTwitter
「近本の走りはまだまだ良くなる」
とつぶやいていた。
早く、そのテクニックを伝授してほしい。
あと一歩で内野安打、という場面を多く目にする。それがすべてヒットになれば、これほど脅威的な選手はいないだろう。
秋本氏の指導が早く実現しますように。