阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第22戦 vsDeNA4回戦【2019.4.23】

横浜スタジアム
阪神 210 030 200 8
ベイ 000 000 300 3
本 福留2号 佐野2号
○青柳1勝2敗 ●上茶谷2敗
阪神 青柳、岩崎、守屋、島本
ベイ 上茶谷、笠井、砂田、藤岡、山崎

快勝。
まさに快勝。
打てば先制、中押し、ダメ押し。
投げれば併殺打の山を築く。
去年は阪神10勝、ベイ3勝という好相性の球場だったが、今季もそれは変わらないようだ。ホームランの数も、何と甲子園と同じ本数だった。もう本拠地交換しよう。
それほど観ていて気持ち良し。
巨人戦では全くつながらなかった打線が初回から3連打で先制点をあげる。
2表にも2本の長打で追加点。
そして5表に福留の打った瞬間それとわかるバックスクリーン3ラン。
先週末、試合を休養して元気いっぱいのベテランがさすがの大仕事。
メジャーから帰ってきた当初は打てない日々が続き、心無いファンからは「いらない」と野次られていたが、もうそんなことを言う人はいない。
結果を出して、ファンの心を変える。男は黙ってなんとやら。カッコいい。

青柳が6回1/3を5安打3四球4三振3失点(自責2)で今季初勝利。
前回の登板では打撃陣のノーアシストで無念の負け投手だったが、この日は100点満点のアシストで勝ち星を挙げた。
評論家人総絶賛の適度な荒れ球と切れ味鋭いツーシームでゴロアウトの山を築いた。
ベイ打撃陣の併殺打は4個。ランナーを出してもことごとくひっかけさせ、チャンスの芽を摘み続けた。
メッセ、ガルシアの離脱で開幕ローテが崩壊した今、西と同じくらいの信頼感がある。
横投げ。愛嬌のある顔。ここに成績が伴えば、スターになれる。
次回の登板も期待したい。