阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第2戦 vsヤクルト2回戦【2019.3.30】

京セラドーム大阪
ヤク 000 000 000 0
阪神 100 000 000 1
本 糸井1号
○岩貞1勝 ●石川1敗 Sドリス1S
ヤク 石川、マクガフ、五十嵐、大下
阪神 岩貞、桑原、ジョンソン、ドリス

開幕2連勝。
素晴らしい。
1裏の糸井の特大ポール際ソロアーチの1点を守り切った。
糸井の当たりはリクエストを要求される際どいものだったが、入ってた。
相変わらず打てないが、そこを守り切って勝つのが矢野野球。
3表に1死から岩貞が突如乱調し、坂口、青木、山田に連続四球を与えどうなることかと思ったが、バレンティンをファーストフライ、塩見を三振に打ち取りピンチを脱した。去年ならば崩れて簡単に逆転され、球場の雰囲気が悪くなりズルズル負けるパターンだったが、岩貞は踏ん張った。謎の乱調だったが、とにかくこらえた。これが「成長」だろう。解説の野口寿浩も「今日のピッチングなら二桁いける」と言ってくれた。
ちなみに去年までヤクルトのコーチだった野口の解説は臨場感のある情報が多く面白い。
結局、岩貞は6回1/3を112球1安打4四球無失点で投げ、開幕2戦目という大役を見事に果たした。
我が投手陣は岩貞以外も快調で、4回以降のヤクルト打線を全て三者凡退で抑えた。結局被安打1の完封リレー。マーベラス
初戦から2戦続けて投手陣フル回転の様相だが、いずれの投手も経験豊富なので、疲れの溜まる季節もきっと乗り越えてくれるはずだ。
打線は2日続けて湿りがちだが、相手の小川、石川もナイスピッチングだったのでそんなに悲観することはない。そもそも打てないのは今に始まったことではないし、慣れっこだ。打てない中で失投を見逃さずチャンスをモノにしている勝負強さを褒め称えよう。
さあ、明日は西勇輝。移籍後初登板を開幕3連勝というおまけ付きで飾ってもらおう。