阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第134戦 vs広島24回戦【2018.10.2】

マツダスタジアム
阪神 000 000 000 0
広島 000 001 00X 1
本 丸39号
○ジョンソン11勝5敗 ●岩田4敗 S中崎4勝1敗32S
阪神 岩田、桑原
広島 ジョンソン、ヘルウェグ、中崎

この日も完封負け。
点が取れない。
岩田も頑張って投げていたが、丸の芸術的な本塁打に屈した。
鳥谷は通算2064安打目を放ち、球団記録に並んだ。

西岡剛Instagram戦力外通告を受けたことを発表。
解雇された選手も含めて、全選手を振り返る企画を設けるつもりだが、西岡については少しだけ触れたい。
移籍2年目の2014年に開幕3戦目で福留と衝突し長期離脱。生観戦していたが、救急車がグラウンドに入ってくる異様な光景がそのケガの重さを物語っていた。そこから不屈の努力で這い上がってきたが、一度ズタズタになった身体はそう簡単に元には戻せないのだろう。天性の輝きを持った選手だが、それも徐々にくすんでいった。
そして、2016年。アキレス腱の断裂。シーズン200本安打を達成し、メジャー経験もある男がここまでツキに見放されることがあるのか。
そして、去年。糸井に背番号7を譲った。なかなか屈辱的なことだとは思うが受け入れた。その分成績で見返してくれると思っていたが、そんなこともなかった。
けれども、西岡、糸井、福留がスタメンに名を連ねた時は壮観だった。
2013年のバーンポーズなど、チームに違う明るさをもたらしたのは西岡。
34歳の走れなくなった選手を獲るチームがあるとはあまり思えないが、きっと彼なら人とは違う区切りのつけ方を見せてくれるだろう。