阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第129戦 vs巨人24回戦【2018.9.24】

阪神甲子園球場
巨人 000 000 000 000 0
阪神 000 000 000 000 0
巨人 メルセデス、畠、山口俊
阪神 青柳、能見、桑原、藤川、ドリス

結局、この2連戦で巨人に勝つことが出来なかった。
これで、巨人がこの後の6試合を3勝3敗の五割で乗り切ってしまうと、タイガースは今後を10勝4敗で戦わないとクライマックスシリーズへの出場権を得られない。
かなり厳しい道のりとなってしまった。

とにかくメルセデスも畠も山口俊も出来が良かった。
ちょっと打てそうになかった。
我が軍も負けず劣らずであった。ドリスもイニングまたぎで頑張った。が、いかんせん甲子園では打てないから仕方ない。
特に9裏は無死1塁で1番糸原、2番森越が続けてバント失敗。
ハッキリ言って話にならない。
私が怒るまでもなく、首脳陣から二人とも怒られているだろうから、これからの成長に期待したい。


ロッテの岡田、大隣、中日の岩瀬、荒木、浅尾、西武の松井稼頭央が引退を発表。
岡田はプロ入りから2496打席連続本塁打無しのプロ野球記録を保持したままの引退。マニアックな記録を残してくれた。育成から這い上がり、守備で結果を残した名プレーヤーだった。
大隣はソフトバンクでの活躍が記憶に残る。2014年は彼に封じられて日本一への道を閉ざされた。
岩瀨。前人未到の1000登板に残り1試合と迫っている。優しい森監督の事だろうから、必ず登板させるだろう。50試合登板を20年続けないといけないという途方もない記録。中日の黄金時代は彼を抜きには語れない。
荒木。プロ野球史に残る井端と組んだ鉄壁の二遊間を対戦相手として見られたことを生涯忘れないことにしよう。
浅尾。華奢な体と甘いマスクでバシバシ直球を投げ込む姿は憎らしかった。素人目にケガしやすそうな投げ方だと思っていたが、やはり33歳での早い引退となってしまった。
松井稼頭央。日米2703安打はかなりの偉業である。90年代後半から00年代前半の西武はこの男抜きに語れない。俊足巧打、そして名手。しかもスイッチヒッタープロ野球選手の鏡である。

先日引退をした村田修一が28日の巨人対DeNA戦に呼ばれているらしい。
引退の引き金を引いた巨人主催の試合に顔を出すのは意外である。
そこにわだかまりはないのだろうか。
注目したい。